(岡山県備前市 閑谷学校講堂(国宝))
今日のお写真は、昨日に引き続き閑谷学校です。今度は講堂。
昔の学ぶところというと、私は松下村塾が一番に出てくるのですが(時代はおいといて)、印象が大きく変わりました。
藩が開いたのと私塾では違うのですが、教育はもちろん建物も立派です。
講堂の横の小さな建物は、「小斎」といい藩主御成りの間、質素な造りで驚きます。
どちらに重点が置かれていたか・・・。
備前藩主池田光政は学校建設への情熱が熱く、たとえ池田氏が移封となっても自立経営できるようにするなどの処置がとられていました。建築物の屋根瓦は備前焼が用いられていますが、そのために近くにわざわざ窯を築き、伊部から陶工を呼んで焼いて用意しました。
(備前市ホームページより)
その情熱に心打たれます。
では、また明日。